今回は義足ユーザーから杖を使用するに至った経緯をお聞きしたので、ご紹介させて頂きます。
★今回情報提供してくださった義足ユーザーさんの症状
・大腿義足
●記事を読む前に
ひとくくりに義足ユーザーといっても、切断箇所や断端の状態によって、歩けるレベルにかなり個人差があること。
今回情報提供してもらった義足ユーザーは、段差・坂道も含め杖無し歩行可能で、持久力的には1日5000歩くらいまでは歩けるレベルまでリハビリで習得し、退院
・杖を使う前の気持ち
退院したばかりの頃は、杖は使っていませんでした。
理由としては
・せっかく杖無しで歩けるようにリハビリしたのに持ったら負けな気がした事
・可愛くないしオシャレじゃないような気がしたことです。
そもそも、杖無しで歩ける様にリハビリしたので、別に杖が無くても困っていませんでした。
・杖を持ち始めた経緯
最初は使うつもりは無かったのですが、念の為買っておくだけ買っておこうと思ってネットで調ると、黒とか茶色とか地味な物しかないイメージだったのが、意外な事にスヌーピーの可愛い杖が売っていて、一目惚れそして可愛いから誰かに見せたいなあって思ったのがきっかけでした。
・杖を使って見て
実際持ってみると便利なことが結構あり、今も持ち続けています。
そして杖をもって便利だと感じているのは、
①ちょっとした段差を上るときに安定する。
②信号やエレベーター待ち等の直立静止の体制の時、杖に体重を預けて休める。
③信号のない横断歩道を渡る時、ほぼ車が待ってくれるので慌てず渡れる。
④うっかり突っかかってこけそうになった時、杖で支えてギリギリ回避出来る。です。
実際は歩行の時にはほぼ使っていなくて、とっさの時や静止のときにだけ使っています。
・杖選びのこだわり
可愛いことです。ネットで調べてみると、実はいろんな色や柄があります。
少し迷っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか^^
※アイデアノートは個人の感想や体験談の為、すべての方に当てはまるわけではありません。
(情報提供者 義足ユーザー 女性)